ストレスと睡眠の関係

人はストレスを感じると脳内の神経伝達物質のバランスが崩れることがわかっています。これにより睡眠に支障が出てきます。

ストレスがかかり、脳内神経伝達物質のひとつノルアドレナリンが放出されると交感神経が優位になります。
交感神経が優位になると血管を収縮し微小循環の血流を悪くし血圧や心拍数を高めることがわかっています。
血流が悪くなるため、体のすみずみまで酸素や栄養が運ばれず老廃物が蓄積されてしまいます。
さらに脳が興奮して、日中のように活動に適した状態となります。
日中は仕事や勉強、運動などをする必要があるため交感神経が優位になる必要がありますが、夜間に交感神経が優位になると心身ともに緊張した状態が続き、休息が取れなくなります。

眠気が生じづらく、眠れたとしても睡眠が浅くなり夜中に何度も目が覚めてしまうようになります。
人の睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠に分類されます。
ノンレム睡眠は脳が眠っている睡眠、レム睡眠は脳が起きている睡眠です。
脳の疲労を回復させるためにはノンレム睡眠が必要になりますが、ストレスにより脳が緊張すると眠りが浅くなるためノンレム睡眠が少なくなります。
そのため十分に脳が休息を取ることができず、睡眠不足の状態となります。